遺伝子組み換えに賛否
遺伝子組み換えに賛否 新潟で農水省農産物シンポ(新潟日報,2009/09/17)
賛否が分かれている遺伝子組み換え農産物をテーマにしたシンポジウムが新潟市で開かれました。
日本の食料自給率が低下、そして輸入に頼っているこの現状で、この遺伝子組換えの抱える問題大きいと思います。
授業の中でも話として取り上げられ、アンケートも行いましたが、自給率向上の為とはいえ、やはり遺伝子組換えの考えには賛同できません。
一番のネックは、このディスカッションの意見に上がったように「未知の部分が多く、不安がある」こと。
確かに将来性はあるかもしれませんが、安全性の面が確保できていないと思います。
これまで遺伝子組換えにおいて、人に害を及ぼすような…様々な事件を見てきました。
スーパーなどに行って商品(大豆やとうもろこしを原料にした商品が多い)を見ても、パッケージには「原料は遺伝子組換えではありません」と書いてあるのがほとんどです。
そして今回の記事を見て驚きだったのが、大豆やトウモロコシなど輸入穀物の半分を遺伝子組み換え農産物が占めていることでした。
動物においての組み換えはともかく、私たちが直接口にするものを組み換えして、果たして安全といえるのか──
これら自給率の問題・海外依存に大きく関与しているので、更に見直しが必要だと思いました。